気相手の不貞行為が原因で離婚をする際に請求できる、代表的なものに、慰謝料、財産分与、養育費、年金分割がありますがいったいいくらぐらいもらえるのでしょうか？

法的な根拠はさておき、私の経験上の話をさせて頂きます。探偵という仕事を通じて、依頼者様や相談者様からお聞きした実話を参考に書いてますので、何らかの参考にはして頂けるかと思います。裁判にまでなったケースは稀で、そのほとんどが、当人同士もしくは、弁護士の先生等を交えた話し合いにより折り合いがついています。その場合具体的にどんな結果になったか項目別に書いてみます。

□慰謝料

150万～500万と大きな開きがありました。法律的にみると婚姻年数等いろんな観点から算出するようです。

また、法律的には貧富差は関係なく払う側の経済力が大きく影響するようです。

□養育費

子供1人につき、毎月25,000円から200,000円、子供が20歳になるまで。こちらもかなり大きな開きがありました。養育費にも、法的な根拠はある様ですが、これも払う側経済力が、大きく影響する様です。

□年金分割

これは、将来もらえるであろう年金の配分を決めます。すぐにはもらえないので、あまり重要視しない方もいらっしゃいますが、老後を考えるとしっかり取り決めをしておいた方が良いかと思います。

公務員等。確実にそこそこ高額の支給が考えられる場合には特にです。

★ポイント

いずれの場合も払う側の経済力が非常に影響するということです。それからもらえるものはもらえるうちに

もらうという事が大切になってきます。離婚には大変な労力を要します。せめてお金の心配くらいはしなくても良い様にしたいものです。